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そもそも貼天板って何?

突板材を使って製作いたしました天板のことをこう呼ばせていただいております。

主にはテーブル用の天板としてのご案内となりますが、あくまでも天板ですので、それ以外にもヘッドボードやテレビボードの天板として、シーンに合わせた様々なご用途でお使いいただくことができます。

そもそも突板って何?

突板とは、天然木を薄くスライスした板のこと(単板とも呼びます)。薄くスライス加工をすることで、天然木の美しい木目を、多くの材に対して使うことができるようになります。有限な銘木を最大限に有効活用することができる方法として、古くから家具や住宅建材などに使われてきました。

突板材の魅力と注意点

一枚板は無垢材であるため、どうしても使っていく中で反りや割れが発生してしまう可能性があります。

その点、単板貼のものは芯材がある分、そういった悩みとは無縁でありずっと反りや割れを気にせずに使うことができます。また、一枚板に比べ、コスト面でも抑えることができます。

価格帯を抑えながら、天然木、無垢材の風合いや雄大な木目などの魅力はそのまま味わうことができる、こんな点が、魅力のひとつであると考えております。

反面、あくまでも突板を貼り付けているものであるので、当然強い衝撃が加われば傷がつき、場合によっては中の芯材が見えてしまう、という可能性もあります。この点には、しっかり留意をしておく必要があると言えるでしょう。

大川銘木の貼

一枚板のテーブルや突板貼のテーブルを扱う業者様は多くあると思います。他社様と比べることは個人的に好きではないので語りませんが、当社は内装材の製作業者であり、より良い見た目を創業当初より50年以上追求し、内装用建築材(床:フローリング材、化粧柱、天井板:格天井、等々)を一般住宅だけでなく、レストラン様や高級旅館・ホテル様に多く納品させていただいてまいりました。

私共の名前は決して表に出ることはありませんが、皆様が(もちろん私自身も)名前を聞いてあこがれを抱くような、そんな特別な場所を作り上げる、いわば縁の下の力持ち的存在として、業務に勤しんでまいりました。

ぜひ、職人技術の賜物を実際に手に取った際にお味わい頂ければ幸いでございます。

加えて、当社HPにて詳しくご説明させていただいておりますが、当社の扱う突板はまさに『超・幅広』サイズ。

一般的な突板貼りのテーブルは、『ハギ』という形で、小さめのサイズのパーツが組み合わされてできています。(こちらに関しましては実際にインターネット等で『突板貼り テーブル』などと検索、お調べ頂ければわかりやすいと思います。)

しかしながら当社の突板は一般的なものと比べて非常に幅広である為、このハギという形をとる必要ありません。

ハギがいらない、ということは完全に一枚の突板を使って作成される、という事であり、つまりは表面上、いわゆる一枚板のテーブルと呼ばれるものと同一(に近く)なるということです。

厳密には当然無垢ほどの質量感はありませんが、木の杢目の美しさや質感なども相まって、見た目上は、ほとんど変わらないものとなります。(加え、一枚板のテーブルと比べ、軽く、扱いやすいという特徴もあります。)

長年の化粧材制作内装業者としての経験からできる貼りのノウハウ、そして銘木業者であるからこそ仕入れ、そしてご案内できる美しい杢目の突板。これら二つのことが合わさった、まさに大川銘木だからこそできる貼を、ぜひご堪能ください。

実際のオーダーについて

貼天板に関しましては、完全オーダー製作にて行っております。(その為オーダー後のキャンセルに関しましてはお断りさせていただいております。)

ご用命の際は、お問い合わせ時に樹種やサイズ感などについてご確認させていただき、制作させていただきます。(別途、足材の制作も承ることも可能です。ただ、製作になりますので、あまりにも特殊な形であるなど、ご要望に沿えない場合などもあると思います。その点は何卒ご容赦とご了承をよろしくお願いいたします。)

また、樹種ごとの製作金額目安は、商品一覧ページ内にて記載をさせて頂いておりますので、こちらを目安としてご参考にしていたければ幸いです。

あまり聞き慣れない製品であるとも思います。もし何か少しでもお気になることやご不明点、ご相談などありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

以上、よろしくお願いいたします!